米国が、韓半島有事の際に備えた在韓米軍の弾薬・物資(WRSA)備蓄計画を来年末に破棄するとの方針を1年前に韓国政府に通報してきたが、韓国政府はこれを隠していたことが分かった。 在韓米軍がこの内容を電撃公開すると、国防部は今になってこれを認めたのだ。 韓米関係の悪化がどこまで続くのか、極めて憂慮される。
砲弾からミサイルまで280種類の弾薬58万トンを備蓄しているWRSAは、韓半島有事での弾薬消費分の60%を占める。 韓国軍の弾薬は約10日分だけしかない点を勘案すれば、その重要性は言うまでもない。 その価値も5兆ウォン(約5000億円)台に達しており、わが国の国防予算の約25%だ。 この様に、米国がわが国の安保に欠かせないWRSAの破棄を表明していたのにもかかわらず、当の韓国国民は何も知らなかったのだ。 この様なことはあり得ない。 韓国政府の職務放棄だ。