在韓米軍第2師団が担当していた対火力戦任務が、今年中にも韓国軍に委譲される見通しだ。 対火力戦任務とは、北朝鮮の長射程砲など、前線に配備された砲兵を無力化するもので、開戦初期での要となる任務だ。 昨年、韓国軍が在韓米軍から委譲された10の軍事任務の中でも最重要の任務だ。
韓国軍関係者は10日「韓国軍は、対火力戦任務の核心となる指揮統制自動化システム(C4I)の運用に関するCPX(指揮所演習)を数回行った」とし「韓国軍の運用能力は期待以上に向上しており、予定通り問題なく8月に委譲される」と述べた。 また「対火力戦では、C4I分野での任務遂行を可能にするため、人員を編成して手続きを熟知させることが最重要だ」とし「対火力戦任務の委譲に備え、第3軍司令部内にC4I関係の専門担当者を置いた」と説明した。