日本の帝国主義による植民支配時代(日帝時代、1910~45年)をかばう高麗(コリョ)大学校・韓昇助(ハン・スンジョ)名誉教授の寄稿文(日本の月刊誌「正論」4月号に寄稿)についての議論が広がっているなか、ジャーナリスト・趙甲済氏(チョ・カブジェ、月刊朝鮮代表取締役)が8日、自身のホームページに「親日よりさらに悪いのは親北朝鮮」という見出しの文を載せた。
趙氏は、日帝時代に親日行為をした人々について「その中には、日本の先進技術を学んで、大韓民国の建国以降、祖国のために使った人が多く、大半は大韓民国の建国後に、国に忠誠し、親日過誤の多くの部分をそそいだ」と主張した。また、親日は「そのほとんどが強圧によるものだったり、生存のための選択だった。大半の親日は、日本が太平洋戦争で勝利する、という誤った情報のもと行なわれた」とした。