第2次世界大戦後、連合国と敗戦国の日本が1951年9月に調印したサンフランシスコ平和条約を準備する過程で、英国政府が独島(ドクト、日本名・竹島)を韓国の領土と認めた地図が27日、公開された。
木浦(モクポ)大歴史文化学部のチョン・ビョンジュン教授が米国立文書記録管理庁(NARA)で見つけたこの地図は、英国政府の平和条約案草案に添えられたもので、独島を韓国領土と明示している。
当時の英国政府は平和条約を控え、3回草案をまとめた。 第1次草案は1951年2月、第2次草案は同年3月に作成され、最終案は4月に米国政府に通報された。 チョン教授は「第一次草案には独島のほか、鬱陵島(ウルルンド)、済州道(チェジュド)も日本領土になっていた」とし、「しかしその後、3つの島がすべて韓国領土に訂正されていた」と述べた。