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海外の性売買女性、「奴隷生活」

2005.02.23 19:48
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性売買特別法を導入して以降、海外へ向かう売春女性が増えているなか、それらが現地で「監獄のような生活」をしていることが分かった。警察などによると、清涼里(チョンリャンリ)・弥阿里(ミアドリ)にある私娼窟の売春女性1300人余のうち、約3分の1が、専門ブローカーを通じて、日本・サイパンなど海外へ向かっている。

警察当局は「日本では1000万ウォン(約100万円)、サイパンでは1200万ウォンの先払い金を受ける。4~5人を1チームに海外へ送っている」とし「最近は、欧州やロシアまで進出している」と伝えた。しかし、それらは、現地に到着する瞬間、パスポートを押収され、違法滞在者になる。

 
主に韓国人が運営する風俗店などに勤めるが、外国人まで相手にしなければならないケースが多いという。一方、ソウル警察庁・外事課は23日、20代女性38人を海外のマッサージ業者などにあっ旋し、約1億2000万ウォンを横取りしたイ某容疑者(47、女)ら7人を検挙した。

警察が取り調べたところ、イ容疑者らは「一月に1回、非番の場合を除いては休息は許さない」、「業者に服従する」という行動指針など一種の「奴隷文書」を作り、売春女性を監視、金を着服してきた。

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