不良食品を申告して褒賞金を受ける「食パラッチ」が増えている。 長期不況で就職できない人たちが褒賞金をねらっているのだ。 特に、今年7月からは褒賞金が従来の最高30万ウォン(約3万円)から最高1000万ウォンへと大幅に引き上げられるため、食パラッチの動きはさらに活発になる見通しだ。
食品医薬品安全庁(食薬庁)によると、昨年9月まで「1399」(不良食品申告電話)に申告された件数は1万567件、支払われた褒賞金は7419万ウォンだった。 有名食品会社C社の場合、食品に問題があるとして100万ウォン以上の褒賞金を要求した事例は、03年の6件から昨年は22件(2.6倍)に増えた。