北朝鮮国防委メンバーのベク・セボンが金正哲?

北朝鮮国防委メンバーのベク・セボンが金正哲?

2005年01月31日19時30分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の後継者に最も接近しているのは金正哲(キム・ジョンチョル、24)との評価が多い。 北朝鮮の実質的なファーストレディーだった高英姫(コ・ヨンヒ、昨年死去)の長男である彼は、他の息子に比べても金委員長の外貌に最もよく似ている。 正哲は90年代半ば、スイス・ベルン国際学校で修学した。 このため英語や独語など外国語の能力が優れているという。 また彼は幼い頃からコンピューターとゲームが好きで、北朝鮮のIT産業にも深い関心を持っている。

  金正哲が後継者として言及され始めたのは02年。 腹違いの兄、金正男(キム・ジョンナム)が01年5月、偽造旅券で日本入国を図って発覚し、国際的に大恥をかいた直後だ。 当時、北京の北朝鮮に近い一部の人々の間で、「金正哲が後継者に内定した」という話が流れた。

  金正哲後継説と重なって関心を集めたのは「ベク・セボン」という人物だ。 03年9月に国防委員会委員に電撃起用されたベク・セボンが‘金正哲の仮名’という主張がある。 北朝鮮が革命聖地であり金委員長の出生地と主張する「白頭山(ベクドゥサン)の三(セ)つの峰(ボン)」を略した、偶像化を準備する仮名ということだ。

  馴染みのない人物がある日突然、北朝鮮権力の核心である国防委員会の委員と、韓国の国会議員格である最高人民会議代議員になって登場したのは、それほどの背景がなければ不可能だという判断からだ。 ベク・セボンが金正哲の仮名なら、すでに国防委員会まで進出し、軍部掌握作業を行っていると解釈される。一方では「ベク・セボンが第2経済委員会の党責任秘書として活動している」という反論もある。

  昨年3月、最高人民会議11期2次会議主席団の姿を北朝鮮テレビが異例にも公開しなかったことについても論議があった。この会議に金正哲が出席したという事実が外部に露出するのを防ごうとした、という分析だ。

  昨年には「正哲同志の党組織部での実務学習期間が終われば、6カ月間にわたり高級党学校課程を踏ませるように」という金委員長の指示文が日本のメディアを通じて公開され、彼の後継者内定が既定事実化されたりもした。さらに、金正哲が北朝鮮の政策を左右する核心要職の組織指導部第1副部長に内定した、といううわさも出回った。

  しかし韓国情報当局は「この指示文には信ぴょう性がない」と見ている。 韓国情報当局が把握しているのは、金正哲が弟の正雲(ジョンウン)とともに金正日委員長の現地指導に随行するなど、後継授業を受けているという程度だ。
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