北朝鮮、金正日父子世襲を示唆

北朝鮮、金正日父子世襲を示唆

2005年01月31日15時27分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮が、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の権力継承が「父子世襲」形態で行われることを示唆した。

  北朝鮮は27日、官営中央放送(ラジオ)の政論で、「金日成(キム・イルソン)主席は生前、『(革命)事業を完成できなければ、代を継いで息子が行い、息子ができなければ孫の代になってでも遂行するべきだ』と力説された」と公開した。

  政論はまた「数年前、敬愛なる将軍様(金正日委員長)が労働党幹部に『私は父の遺言を尊ぶ』と述べられた。これは、自分が事業を完成できなければ、代を継いででも成し遂げるという継続革命の思想だった」と報道した。

  30日に中央日報が入手したA4用紙10枚分のこの放送記録によると、北朝鮮は軍隊を最優先にする、いわゆる「先軍革命」を、「代を継いででも行うべき継続革命の道」と規定した。

  特に、金日成主席と金正日委員長をそれぞれの出生地にちなんで「万景台(マンギョンデ)・白頭山(ぺクドゥサン)革命一家」と規定、「伝統が偉大なら継承も偉大でなければならない」とし、後継問題がこの血統で行われるべきだという当為性を強調した。

  放送は「革命闘士・金亨稷(キム・ヒョンジック、金日成主席の父)先生は『国の本分を自分が完成できなければ息子が継ぎ、息子ができなければ孫が継いででも成就しなければならない』と述べられた」とし、金亨禝氏の語録も紹介した。

  政府当局者は「北朝鮮は過去にも革命継承の必要性に言及したことがあるが、今回のように具体的に明らかにしたのは初めてという点で、その背景と意図を綿密に分析している」と述べた。

  ◇専門家分析=国際問題調査研究所のイ・キドン研究委員は「北朝鮮が権力継承に関連し、今回のようにはっきりと3代世襲の当為性を公開的に言及したのは初めて」と語った。 李委員は「北朝鮮が内部的に金委員長の後継者を3人の息子から選ぶことを決めた、と見なすことができる」と分析した。

  金委員長が成恵琳(ソン・ヒェリム)氏との間の長男・正男(ジョンナム)氏、高英姫(コ・ヨンヒ)氏との間の次男・正哲(ジョンチョル)氏、三男・正雲(ジョンウン)氏の3人の中から選ぶ場合、最近の北朝鮮情勢からみて、次男の金正哲氏が後継者になる可能性が高い、というのが多数の北朝鮮専門家の分析だ。

  専門家らは、北朝鮮が労働党創建60周年(10月10日)を迎える今年、金正日委員長の後継問題に関連した措置が取られるはずだ、と観測してきた。

  専門家らは特に、金委員長の63歳の誕生日を2月16日に控えた時点で、後継構図に関連した言及が北朝鮮メディアから公開的に出てきたという点に注目している。 一部の専門家は「その間部分的に言及されてきた第3の後継者の可能性は事実上なくなったと判断される」と語った。
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