日本人が韓国ドラマに熱狂して「韓流」病に患う間、韓国の若者の間でも日本のファッションと食べ物に心酔する「ニッポンフィール(Nippon Feel)」が広がっている。 これとともに、デパ地下や屋台では日本の食品を売るところが増え、日本人モデルと日本人監督が日本的な感覚で制作する広告も目立ってきている。
最も目を引くのが若者のファッションだ。 インターネットを通じて日本で流行した衣類を販売するソン・スジョンさん(35、女性)は、「以前は日本の流行ファッションが2シーズンほど遅れて入ってきたが、ワールドカップ(W杯)以降、その時差が一気に縮まった」と語った。 ファッションショッピングモールのミリオレの場合、女性服売り場の3分の1ほどがニッポンフィールスタイルの売り場だ。 オークションのファッションカテゴリーで「ニホン」「ニッポン」などの言葉を入力して検索すると、およそ2100件の商品数が表れる。 米国製品に比べ2倍以上多い。