「コリア」というブランドの価値が日々落ちている。産業政策研究院が10日伝えたところによると、経済協力開発機構(OECD)の加盟諸国26カ国を含め計36カ国を対象に調べたところ、韓国のブランド価値は今年3737億ドル(約40兆円)で、第12位になった。これは、2002年(16カ国のうち第9位)と昨年(33カ国のうち第10位)に比べて下落したもの。
産業政策研究院のハ・スンギョン研究員は「ブランド価値の下落は、今年から調査対象に含まれた香港に押されたうえ、02年のサッカー・ワールドカップ大会以降、国家ブランドについての心理的な親近感が減ったため」と説明した。国家のブランド価値は、米国が3兆2188億ドルで、首位を守った。続いて、ドイツと日本がそれぞれ1兆7517億ドル、1兆775億ドルで、2、3位だった。