7日に行なわれた国会・政務委員会の国家報勲処に対する国政監査で、与野党議員らは、左派独立運動家への叙勲をめぐって激しく対立した。与党「開かれたウリ党」(「ウリ党」=わが党との意)は「左派叙勲」と関連、報勲処に前向きな姿勢を求めた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は8月、左派叙勲について「左右対立の歴史のため埋められた歴史を発掘し、褒賞措置を取る考え」だと述べたことがある。
半面、野党ハンナラ党は「左派人物への叙勲は、国家のアイデンティティーと憲法精神に背く」としている。「ウリ党」の金賢美(キム・ヒョンミ)議員は「金泳三(キム・ヨンサム)元大統領の当時、報勲処は社会主義系列の2000人を含めて独立運動家2万人を発掘する、としていた」とし「しかし、社会主義系列人物への叙勲が133人にとどまり、この10年間で、叙勲対象者が3000人しか増えていない。報勲処は褒賞をしないため努力しているのでは」としっ責した。