独ビルト紙は3日、ヒトの精子が特許を得たと報道した。 ヒトの身体の一部が特許対象になるのは今回が初めてだ。
同紙は、ヨーロッパ特許局がイタリアの女性学者ミアエルラ・ルコニー博士とフローレンツ大学のジアンニ・フォルティ教授が出願した「ターボ精子」の特許を認めたと伝えた。 彼女らは、バイオテクノロジー大手「セロノ社」の依頼を受けて研究に着手し、不妊症の原因のほとんどが精子の活動不足によることに注目した。 そして特殊な処理によって非常に活発に動く「ターボ精子」を作り、妊娠率を大きく向上させるのに成功したという。