タイの反韓団体「アキア」が今年の1月16日に韓国の航空機を爆破すると脅迫するなど、外国のテロ組織や国内の不法滞在外国人がテロの脅迫を加えるケースが増えていることが分かった。
法務部は3日、国会の法制司法委員会に所属する金在庚(キム・ジェギョン、ハンナラ党)議員に「不法滞在者の反韓活動への総合対策」という報告書を提出した。 報告書によると「アキア」の脅迫の後、1月27日には総理室民政秘書官室宛に「汝矣島(ヨウィド)の都市ガスを爆破する」という脅迫文が届いたという。 脅迫文には「駐韓国延辺方黒龍会」と書かれていた。 このほかにも、不法滞在中の外国人労働者による立てこもり事件で「イラク派兵反対」「政権打倒」といったスローガンも出されたと報告されている。 法務部は、不法滞在者が集団化することにより、このような反政府活動が行われているとみている。