売春女性の43%が10代に売春行為を初めて経験していて、主に、風俗店や俗称「チケット喫茶店」(チケット購入者に売春行為を行う喫茶店)などで働いていることが分かった。警察庁・性売買被害女性緊急支援センターは20日「今年6月3日に同センターを開設して以降、100日間にわたって受け付けられた118件の被害申告を分析してみたところ、14~19歳に売春を始めた女性が43%で、20代に売春を始めた場合は54%だった」と発表した。
売春行為を行うようになったのは、職業紹介所や不許可の職業紹介所を通じたケースが46%で最も多く、その次が、広告を見て直接訪ねたり(22%)、友だちに紹介された場合(19%)などだった。業態は、チケット喫茶店(43%)、違法な団らん酒屋(カラオケ)や風俗店(40%)、私娼窟(9%)など。