中国の商人が北朝鮮に向かっている。 中国時事誌「瞭望東方周刊」の最新号は、「『いまが北朝鮮市場を先行獲得する絶好の機会』というスローガンのもと、中国商人らが急いで鴨緑江(アムノッカン)を越えている」と報じた。
先頭走者は、お金になることなら何でも挑戦するという点から、中国の‘ユダヤ人’と呼ばれる浙江省温州の商人。 温州出身である瀋陽中旭グループの社長は最近、夢を膨らませている。 7年前から注目していた北朝鮮最大デパート、平壌(ピョンヤン)の第一百貨店の経営権を確保したためだ。 現在、5000万中国元(約7億円)を投じて3万6000平方メートルの売り場を準備している。 年末に正式オープンし、中国産製品を輸入して販売する計画だ。