青瓦台(チョンワデ、大統領府)は9日「朝鮮(チョソン)日報・東亜(トンア)日報は、呪いの巫祭(巫女が行う祭祀のこと)を即時中止せよ」と題付けた資料を通じて、新しい首都移転をめぐった両紙の報道に4大矛盾がある、との見方を示した。この資料は、広報首席室が毎日発刊している「青瓦台ブリーフィング」であり、楊正哲(ヤン・ジョンチョル)国内言論秘書官の名義で作成されたもの。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が前日「ソウルの真ん中、政府総合庁舎の前に、巨大なビルディングを持っている新聞社が反対世論を作っている」と指摘したのに続いて、青瓦台が実名で両紙を取りあげたのだ。この資料は「最初から、特定の方向に結論を下していて、一貫性やバランス感覚を失った特定の媒体とは、朝鮮日報と東亜日報のこと」とし「両紙の最近の新行政首都と関連した報道内容は、価値の中立性を完全に喪失している」と強調した。