米VOA(ボイス・オブ・アメリカ)・電子版が23日報じたところによると、韓国へ亡命した黄長燁(ファン・ジャンヨップ)元朝鮮労働党書記が「北朝鮮の金倉里(クムチャンリ)の洞窟に、高濃縮ウラン(HEU)開発の計画が隠されていると信じている」と話したもようだ。
黄元書記は米VOAとのインタビューで「その洞窟には、小さな原子炉1基が設けられており、遠心分離作業など再処理のための小さな施設があった可能性がある」とし「いずれにせよ、その洞窟が、プルトニウムや核兵器の貯蔵庫だった可能性など、ある種の核活動とかかわりがある、と考えられるだけの理由はある」と話した。