生ゴミとして廃棄すべきもので作られたギョウザが、一部大手企業に納品されていたことが確認され、各該当企業が釈明に出るなど波紋がさらに広がっている。
消費者の間に不安感が高まり、一部ディスカウント店とデパートは、ギョウザ製品の販売を暫定中止した。食品医薬品安全庁と業界が9日伝えたところによると、廃棄すべき生ゴミで作られたギョウザが、OEM(取引先の会社の商標で販売される製品の受注生産)方式で、一部大手企業にも納品されたことが確認された。
CJは「子会社のモーニングウェルに、99年8月から12月まで、W食品の塩蔵ダイコンを使った一部製品が納品されていた」とし「しかし、2000年1月から品質改善のため、塩蔵ダイコンを入れずに作った製品だけを供給してもらった」と釈明した。同社は、また「現在、塩蔵ダイコンを使用しているのは、水ギョウザ、1品目のみ」とし「02年2月からW食品の塩蔵ダイコンを使ったが、品質に問題があり、5月から他社に供給先を変えた」と説明した。