ニューヨークのメトロポリタン博物館とロンドンの大英博物館、フランスのギメ国立博物館などに続いて、米ワシントンDCのスミソニアン自然史博物館に韓国館が設けられる。
スミソニアン自然史博物館のアジア文化史プログラムのディレクターを務めているポール・マイケル・テイラー博士(人類学)は、韓服(ハンボック、韓国伝統の衣裳)デザイナーのイ・ヨンヒ氏から現代化した韓服10着の寄贈を受けながら「05年に、スミソニアン自然史博物館内に本格的な韓国館(Korea Gallery)を設ける予定」だと発表した。現在は、スミソニアン傘下の東洋美術専門展示館である「フリーアンドサクラーギャラリー」内に、小規模の韓国美術館があるだけだ。