【社説】「韓国は抜けろ」といいながらなぜ擦り寄るのか

【社説】「韓国は抜けろ」といいながらなぜ擦り寄るのか

2003年04月17日18時13分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮が17日、韓国に人道的次元でコメと肥料の提供を公式要請してきた。韓国を排除して北朝鮮の核問題解決のため北朝鮮・米国・中国の3カ国で会談を開催すると発表した翌日だ。

  韓国はこれまで北朝鮮に対する人道的な支援を行ってきた。しかし韓国を対話のパートナーと認めないという方針を明らかにした翌日にコメと肥料の支援を要請してきた北朝鮮の行動に対してはそのまま流してはいけない。

  これまで韓国は北朝鮮の人道的・経済的支援要請を国内の一部の反発にもかかわらず顔を背けなかった。ひどいときは北朝鮮の核問題で韓半島周辺状況が危機局面に立たされようという状況の中でも北朝鮮に対する経済封鎖や、どんな形態の武力使用も容認しないという立場を堅持し、韓米同盟の対立を招くこともあった。

  このように北朝鮮を理解しようと努力してきた韓国をあざ笑うかのように北朝鮮が核問題議論の場から韓国を排除しようとし、政府もこれを受け入れたという内容が伝えられ、国民が不愉快な思いをしたのはつい1日前だ。

  ところがこのような状況で再び人道的・経済的支援を要請してきた北朝鮮に対し、政府が何らの異議申し立てもしないまま国民に適切な説明もせず例年水準の支援を決定すると急いでいるので、ただあっけにとられる。

  韓国は対北朝鮮人道支援自体を反対するのではない。しかし金銭を要求するときは韓国に手を差し出し、民族全体の命運がかかった問題を協議する席から韓国を排除しようとは、北朝鮮のこのような二重的な態度に怒りを覚える。このような態度は南北対話にも意味がなく、これを受け入れた場合、北朝鮮の悪い習慣だけを育てる格好になり得る。

  このような状況で政府は対北朝鮮支援を急いではならない。まず北朝鮮が韓国を会談に加わらないように要求したことが事実なのかを確認しなければならない。そしてなぜそのような状況でも北朝鮮を支援しなければならないのか、3か国の会談に対する政府の原則は何なのかを明らかにしなければならない。開始の段階から国民を説得できなければ深刻な国論分裂が来ることもあり得るのだ。
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