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【噴水台】バビロニア

2003.03.10 21:55
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「皆が同じ言葉を話し、心一つにまとまっていた時代のことだ。人々曰く、レンガを硬く焼こう。城を軸を積みあげて、頂きが天に届くほど巨大な搭を建てよう。そこで、エホバの神が天からくだって塔を破壊し、世界中の人々の言葉を乱してしまった。この神に打ち砕かれた塔がバベルの塔だ」。

旧約聖書の創世記第11章は、神様が直接介入しそのきょう慢を破らなければならないほど華麗で強力だった古代文明を紹介している。バベルの塔を作ったバビロニア帝国のことである。

 
バビロニア王国は、チグリス川とユーフラテス川の間にあるメソポタミア地域に建設された。この地域は、紀元前4000年シュメール人がくさび形文字を発明し、各所に都市国家を建設していた所で、人類の4大文明発祥地の一つでもある。世界初めての法典を制作したハムラビもこの帝国の王だった。

イスラエル民族の先祖であるアブラハムは、バビロニアの世俗的で豊かすぎる文明が嫌だったようだ。ここを離れて、チグリス川の向こう側にあるカナンに移動し、神権的なヘブライの共同体を作った。

バビロニアの英雄は、断然新バビロニア時代のネブカドネザル2世(BC605~562)だ。われわれには、聖書の「ネブカドネザル王」としてなじみ深い。

彼は残虐な異民族で統治勢力だったアッシリアを追い出し、シリアとパレスチナを征服、エルサレムを破壊した。数十万のイスラエル人達を強制にバビロニアの首都バビロンに移住させた後、名実ともにオリエント世界の強者として君臨した。

ハビロンは、世界商業の中心都市とあり、ハムラビ王以来類例のない栄えぶりをみせた。

ネブカドネザルは権力を誇示し、王国の威信を高めるため、バベルの塔を再び積みあげた。彼は「天の果てまで」「天とその大きさを競えられるときまで」積んでいきたいと豪語した。

考証によると、搭の高さは90メートルほどで、ここに使うため火に焼いたレンガは8500万枚だったという。歴史家のヘロドトスは、神殿の壁と玉座に22トンの純金が使われたと記述している。ハビロンは、言葉通りの「黄金の城」だった。

バビロニアは今日のイラクだ。25年連続し大統領の座にいるサダム・フセイン氏の夢は、ネブカドネザルのようになることだ。「ネブカドネザルのハビロンがフセイン時代に再現される」というのが、フセイン政権のキャッチフレーズだ。

少数民族のクルト族を抑圧し、イランとの戦争を繰り広げ、クウェートを侵攻したのは、ハビロンの栄光に対する執着のためだった。ハビロンが、風の前に置かれたロウソクのあかりのように揺れている。

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