<地下鉄防火>「輸出用電車は火事に強いのに…」

<地下鉄防火>「輸出用電車は火事に強いのに…」

2003年02月21日20時16分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国内の同じ工場で作られた電車なのに、内需用の安全度が、輸出用に比べてはるかに落ちることが分かった。欧州など先進国に輸出される電車は、火災に徹底して備えられているが、内需用はそうでない。

  輸出用と内需用の電車は、内部に使われる材質で大きな差が出る。輸出用は、床の素材はもちろん客車の連結部分もすべて不燃材を使っており、火事が起きても広がるのを防ぐ。

  壁面の素材も、輸出用電車には不燃焼の素材を使うが、内需用にはFRP素材を使う。したがって、火を付けた場合、煤がつくだけの輸出用とは異なり、内需用の電車は黒い有毒ガスを噴き出し溶けてしまう。

  輸出用と内需用の電車にこのように大きな差があるのはなぜだろう。第一、輸出用は先進国の厳しい基準に合わせて、金をたくさんかけてでも安全に作るからだ。

  電車の納品単価の場合、内需用は1輌当たり8億~11億ウォン(約8000万~1億1000万円)だ。だが、海外に輸出する製品は、内需用の2倍にあたる16億~20億ウォン(約1億6000万~2億円)にのぼる。このように先進国はコストよりは安全性を強調しているのだ。

  内需用の安全度が落ちるもう一つの理由は、韓国内電車の製作基準があまりにも抽象的で不十分だとの点だ。現行の韓国内鉄道の安全規定には、電車内の内蔵素材に対する具体的な基準と有毒ガス関連部分が明示さえされていない。

  鉄道車両専門家らは、輸出用電車に無条件優秀な基準が適用されたというよりは、先進国は韓国内とは異なり、多様で具体的かつ計量的な基準を設けていると指摘している。

  ▼韓日翻訳掲示板=被害者の遺族に弔意のメッセージを
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