これまで韓国内では太平洋戦争の当時、日本企業が韓国女性に与えた被害についての研究活動がきちんと行われていなかったが、韓国内学者らによって、その被害と関連した諸資料が近く公開される。
慰安婦問題について研究してきたソウル大の鄭鎮星(チョン・ジンソン)教授と郡山(クンサン)大のキム・ミンヨン教授チームは3日、米国と日本での現地調査を通じて収集した「企業慰安所」の関連資料を記者会見を通じて公開すると発表した。
企業慰安所は、太平洋戦争当時、日本企業が自社で雇用した労働者のために、韓国人女性などを慰安婦として働かせたもので、1992年、日本のマスコミによってその事実が初めて公開された。