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「韓・日文学シンポジウム」主導、在日翻訳家の安宇植氏

2002.11.07 21:59 Googleで中央日報を読み逃さない
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「韓国文学は底力があります。いい時期に紹介されていたら、戦後の日本文学に大きな衝撃を与えたと思います。崔仁勳(チェ・インフン)の『広場』のような作品が遅れて翻訳されたのは、本当に残念なことです。反面、蒋正一(チャン・ジョンイル)の『アダムが目覚める時』の場合は、いい時期に翻訳され評価を得たわけです。当時、朝日新聞も社説でその作品を引用し『韓国が変わっている』と評価したくらいだからです」。

韓国の文学作品を日本に紹介してきた在日韓国人の翻訳家兼文学評論家である安宇植(アン・ウシク、70)桜美林大学教授が韓国を訪れた。4~7日、江原道原州(カンウォンド・ウォンジュ)の土地文化館で開かれた「韓日文学シンポジウム」に参加するためだった。このシンポジウムを準備、開催したのが、安教授だ。 

 
安教授は、尹興吉の『母(エミ)』を1982年に翻訳、出版して日本翻訳文化賞を受け、蒋正一の『アダムが目覚める時』や、李文烈(イ・ムンヨル)の『ひとの子神に挑む者』など、韓国現代文学の流れを日本に伝えている。 

先月、ノーベル文学賞の発表を控えて、韓国の詩人、高銀(コ・ウン)氏が有力な候補に取り上げられているという噂がたつと、日本のマスコミは安教授に質問するため、午後8時まで事務室に残って欲しいと頼んだという。

「ノーベル文学賞、1度はもらって欲しいです。そんなに重要ではなくても、通過儀礼みたいなものですから。しかし、韓国が翻訳の重要性にもう少し気付くまでは、期待しがたいです。韓国の横書きを日本の縦書きに移したとして、それが翻訳になるわけではありません」。

安教授は今後、申京淑(シン・キョンスック)の短編集を翻訳し、2003年に出刊する予定だ。 安教授は「申氏の文体と感情表現は、日本でとりわけ注目を受けるだろう」とし「田舎出身らしい飾り気のなさが、彼女の小説の魅力だ」と評した。

韓日文学シンポジウムは、両国を代表する作家が互いの創作過程を紹介し、悩みを討論するイベントで、隔年で両国で開催されており、今年6回目を迎えた。

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