昨年初めに家出した金(キム、16)某さんは、先月、ソウル新村(シンチョン)のある公園で出会った梁(ヤン、18)某君と恋人関係になった。梁君も昨年夏、家出した青少年だ。1カ月以上を公園で生活している2人は、風俗店の客引きである梁君が顧客に金さんを紹介し、性交渉をさせた後、受け取った金で家出後の生活を持続している。
こうした家出青少年らの生活実態が、国務総理直属の青少年保護委員会(委員長・イ・スンヒ)の調査により確認された。
◇生活のために売春行為=同調査によると、家出した少女3人の1人にあたる34%が、性的暴行を受けたり、売春行為を行った経験があることが分かった。性的暴行、売春行為の経験があると回答した青少年らが選んだ相手は、ボーイフレンド、先輩・後輩(37%)が最も多く、偶然知り合った人(22%)、テレクラやチャットで知り合った人(17%)などの順だった。