ワールドカップ（Ｗ杯）ベスト４という偉業を成し遂げた選手団を激励し、Ｗ杯開催の成功を記念するためのイベント「Ｗ杯成功大祝祭、大韓民国（テーハンミングック）」が、２日の午後６時３０分～９時、ソウルで行われた。

イベントの舞台が設置された光化門（クァンファムン）の世宗路（セジョンロ）一帯では、赤いシャツを着た１０万の人波が押し寄せ、「必勝コリア」「テーハンミングック」を叫び、街頭応援の感動を再現した。

この日のイベントは、金大中（キム・デジュン）大統領がヒディンク監督に名誉国民賞と銀製の亀甲船（コブクソン）の模型を授与したとき、絶頂に達した。政府はこの日、ヒディンク監督には体育勲章である青龍章、選手らには猛虎章をそれぞれ授与した。

イベントに先立ち、サッカー韓国代表は６台の車に分乗し、三成洞（サムソンドン）ＣＯＥＸから、テヘラン路、江南（カンナム）駅、漢南（ハンナム）大橋を経て獎忠洞（チャンチュンドン）交差点、乙支路（ウルチロ）５街、ソウル市庁前、光化門に至る区間を、約１時間にわたりパレードした。

１トントラックを改造したパレードカーがコースを過ぎると、道路周辺に出た市民は「テーハンミングック」を叫んで熱烈な拍手を送った。

また江南駅とソウル市庁前広場では、選手らが直筆のサインボールを市民にプレゼントする場面も見られた。