ポン・ジュノ監督の『パラサイト』がカンヌで最高賞、韓国映画で初の快挙

ポン・ジュノ監督の『パラサイト』がカンヌで最高賞、韓国映画で初の快挙

2019年05月26日10時05分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
写真拡大
ポン・ジュノ監督の『パラサイト』
  ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト』がフランスで開かれた第72回カンヌ映画祭で最高賞であるパルムドールを受章した。韓国映画史上で初めてだ。

  25日に開かれた映画祭閉幕式でポン監督の映画『パラサイト』は21作品の中から最高作品賞に選ばれた。クエンティン・タランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、ダルデンヌ兄弟の『ヤング・アフメド』、ペドロ・アルモドバルの『ペイン・アンド・グローリー』、セリーヌ・シアマの『ポートレイト・オブ・ア・レディー・オン・ファイアー』などを抜いた。ポン監督は主演俳優ソン・ガンホと一緒に閉幕式とともに開かれた授賞式に出た。

  ポン監督は授賞式で「フランス語のスピーチを準備できなかったがいつもフランス映画を見てインスピレーションを受けてきた。『パラサイト』という映画は驚くべき冒険だった」と話した。続けて「何よりも偉大な俳優がいなかったならこの映画のワンシーンも撮ることができなかっただろう」と付け加えた。ポン監督は「ここに一緒に来た最も偉大な俳優でありパートナーであるソン・ガンホの所感を聞きたい」と話した。

  韓国映画が世界3大映画祭であるカンヌ映画祭、ベルリン映画祭、ベネチア映画祭で最高賞を受賞したのは、2012年キム・ギドク監督の『嘆きのピエタ』がベネチア映画祭で金獅子賞に選ばれて以来7年ぶりだ。カンヌ映画祭には2000年にイム・グォンテク監督の『春香伝』が初めてノミネートされた。2004年にはパク・チャヌク監督の『オールドボーイ』が審査員特別賞を受賞した。2010年にはイ・チャンドン監督の『ポエトリー/アグネスの詩』が脚本賞を、2007年に女優チョン・ドヨンが『シークレット・サンシャイン』で主演女優賞を受賞した。本賞受賞は9年ぶりだ。

  ソン・ガンホはステージに上がり、「忍耐心と賢さ、情熱を教てくれた尊敬する大韓民国のすべての俳優にこの栄光を捧げたい」と話した。

  コンペ部門審査委員長のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリト監督は映画『パラサイト』に対し「おもしろくて暖かい映画」と評価した。カンヌ映画祭では昨年是枝裕和監督の『万引き家族』がパルムドールを獲得しており、2年連続でアジア映画が最高賞に選ばれた。

  『パラサイト』は家族全員が無職のギテク一家の長男ギウがパク社長の家で高給の家庭教師になって起きる予期できない事件を描いたブラックコメディだ。カンヌ映画祭で試写会が行われてから外信評論家の絶賛があふれパルムドール受賞の可能性が予想されていた。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事