【コラム】花房夫妻の勇気と信頼…関釜裁判の主役
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.09 08:48
「その方々の事情を聞いて涙がとめどなく流れました。手を差し伸べることが道理だと考えました」
40度を前後する暑さが襲った先月初め、福岡のある住宅街。一軒家を改造した食堂「花ふさ」で会った花房恵美子さん(73)はこのように話した。最近、韓国映画『Herstory』を通じて広く知られるようになった関釜裁判を支援することになったきっかけに対する説明だった。関釜裁判は釜山(プサン)の慰安婦および勤労挺身隊被害者が日本政府を相手に起こした賠償請求訴訟だ。恵美子さんと夫の俊雄さん(74)は「関釜裁判を支援する会」を結成して原告をサポートした。