【社説】史上最悪の猛暑…安全管理に万全を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.31 11:08
韓国でも猛暑が最悪の状況となっている。最高気温33度以上を記録した7月の真夏日の日数は14日を越えた。1994年の猛暑に続き歴代2位だ。問題は8月に入って暑さがさらに猛威を振るいながら猛暑の記録を塗り替える可能性が高いという点だ。気象庁の8月の見通しによると、ソウルの場合、9日まで連日35度を超える猛暑警報水準の天候が続く。94年8月で35度を超えたのは4日間だけだった。史上最悪の猛暑に伴う被害の拡大が心配されている。
今回の猛暑による熱中症疾患者がすでに2000人を超え、死亡者も歴代最大の27人を記録した。猛暑が原因とみられる事故も相次いでいる。一昨日、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)では暑さで道路が沈下したことで水道の配管が破裂し、橋脚に亀裂が入る事故が発生した。レールの継ぎ目が広がってKTXの出発が遅れたり、古物商に積まれた廃棄物から自然発火が疑われる火災も起きたりした。