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韓経:元駐英北朝鮮公使「金正恩がベトナム式経済開発?絶対できないでしょう」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.19 10:48
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――それでも経済協力をすれば北朝鮮が改革・開放し北朝鮮人民の考えが変わったり金正恩体制が変わらないでしょうか。

「北朝鮮で暮らしたことがなく北朝鮮を全くわからない人たちがする話です。北朝鮮の人たちは外部と徹底的に断絶されたまま70年にわたり生きてきました。外界を知らず抵抗心理が全くありません。過去の韓国のように北朝鮮でも民主化デモは起こりえると考えているのですが。一部例外がありますが韓国では集会に参加しても催涙弾は使われても機関銃は使われないでしょう。北朝鮮では機関銃を撃ちます。その恐怖心と恐怖政治は体験していない人には絶対わからないです」

 
――北朝鮮が非核化すると信じますか。

「絶対に、絶対に信じません。北朝鮮は核を絶対に手放すことができません」

――理由は何ですか。

「『核のない北朝鮮』は何もできないからです。金正恩の神格化もできず、住民らの忠誠心を引き出すこともできず、経済発展路線も崩れます。国際社会で堂々と自分の声を出すこともできないです」

――体制維持の核心ですね。

「米国の北朝鮮研究者も北朝鮮で核実験する時になぜ住民が歓声を上げるのか理解できません。北朝鮮では核を体制を守る宝剣のような存在と考えます。金正恩は核武力を完成し、経済も生かし、米国という巨大国と対抗する『輝く指導者』として宣伝されます」

――北朝鮮は終戦宣言を要求しています。

「終戦宣言は政治的宣言にすぎないですが金正恩には自身が平和を愛する指導者ということを広報する絶好の機会です。このようになれば人々は『正常国家の指導者金正恩』が核を保有することに対しては格別な拒否反応を持たなくなります。私はこの点をとても心配しています。北朝鮮も終戦宣言をあきらめないでしょう。政権樹立記念日である『9・9節』に合わせ推進しようとするでしょう」

――トランプ米大統領が北朝鮮の非核化を速戦即決にできると自信を見せていましたがだんだんとうなだれています。

「ようやく少しずつ現実を見始めたようです。しかし残念なことに米国でトランプ大統領に直言する人は見られません。トランプ大統領はこれまでの大統領と自身が違うことをとても強調したいですから。しかしそれはやはり北朝鮮特有の『猪八戒外交』に巻き込まれてしまいました。猪八戒のようにどこであれどんな状況であれ自分の得られるものはすべて確保する方式の外交にやられているとみます」

――米朝首脳会談の結果に対してはどう思いますか。

「北朝鮮はまず信頼を構築した後で非核化を主張しました。米国は非核化優先を要求しましたが『シンガポール合意文』を見ると北朝鮮の考え通りに先に信頼構築、後に非核化と記されています。この合意文からもつれていま米国が非核化タイムテーブルを要求できず、北朝鮮から強盗だと言われているのです。また、トランプ大統領が金正恩と単独会談した時に非核化の話をほとんどしていないようです。それで北朝鮮がポンペオ長官訪朝後に米国を批判する談話を出しているのです。米国政府は北朝鮮の談話に特に声明を出せずにいるのではないかと考えます。文には文で、論理には論理で向き合うべきなのに、米国も韓国もこれがしっかりできていないようです」

――米国にも押されない北朝鮮の外交力はどこから出ていると考えますか。

「3つの理由があります。最初には北朝鮮の外交官が10代の時期から育成されるということです。外交官志望生を首脳部であらかじめ選び青少年の時から外国語と雄弁術を教えます。交渉術はさまざまなシナリオを想定して厳格に指導します。2番目は文章論理です。北朝鮮から出るすべての声明は数十人の外交官がつきっきりで一寸の隙もなく作成します。最後は強力な協業体制です。核心テーマに対しては外交と軍事部門のすべての担当者が関わっていると考えれば良いです」

◇太永浩元北朝鮮公使は…2年前に世界を驚かせた亡命…脱北外交官で最高位級

2016年8月に韓国に亡命した太永浩元駐英北朝鮮公使は脱北外交官で最高位級に属する。

特に北朝鮮と正式に外交関係を結び相互に大使を派遣するほど近い関係である英国で発生した北朝鮮外交官の脱北は当時世界の外交街をひっくり返すほどの事件だった。

太元公使は英語と中国語に堪能で、デンマーク語の駆使も可能だ。西欧を担当する北朝鮮外務省8局の所属で、デンマーク、スウェーデン、英国などで勤務した。昨年から国家情報院傘下の国家安保戦略研究院で働き、今年5月に辞職後はフリーランスで働いており、北朝鮮の実状を知らせるのに努めている。著書『3階書記室の暗号』は南北首脳会談、米朝首脳会談とかみ合わさりベストセラーになった。彼は「2人の息子に北朝鮮体制奴隷の鎖を断ち切ってあげたかった」と亡命動機を明かすほど家族愛が深いと知られている。


韓経:元駐英北朝鮮公使「金正恩がベトナム式経済開発?絶対できないでしょう」(1)

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