【コラム】インドは韓国大統領にとって何か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.12 14:03
その場面は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領のインド訪問(2004年10月)を思い出させる。当時の彼の言葉は強烈だった。「国を代表する人は私だと思っていたが、実質的に大韓民国を印象づけるのは我々の商品であるようだ」。その言葉は財閥に対する盧大統領の友好的な認識変化として映った。
インドは韓国を「経済」で見て接待する。1950-60年代半ば、インドは韓国を見下げていた。その当時、インドの指導者はジャワハルラール・ネルー首相だった。彼は第3世界の非同盟の主役だった。ネルーにとって韓国は貧しくて弱い国だった。彼は北朝鮮と近かった。ネルーはガンジーの平和を進化させた。彼は融和と善意で中国と向き合った。しかしその外交政策は崩れた。