韓国、中国産薬品原料の管理不良が高血圧薬問題呼んだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.12 13:02
発がん物質が混入した中国産高血圧治療剤原料「バルサルタン」を使った製薬会社の被害規模が約330億ウォンに達するという分析が出された。医薬品市場調査機関の韓国IQVIAが11日に明らかにしたところによると、発がん成分原料で製造した高血圧治療薬104品目の年間販売規模は333億ウォンだ。
これら104品目を服用した患者は17万8536人と明らかになった。600万人の高血圧患者の約3%に当たる。最近の韓国のバルサルタン原料製造・輸入量のうち中国浙江華海の製品が2.8%であるのと同水準だ。
高血圧はかぜ、歯周炎、アレルギー性鼻炎などに次いで韓国人が6番目に多くかかる疾患だ。昨年は7449億ウォンの健康保険財政(患者負担金含む)を使った。費用面では3位だ。バルサルタン高血圧薬だけでなく他の薬を飲む患者も動揺し混乱は沈静化していない。