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【社説】あまりにも急ぐ終戦宣言=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.12 11:08
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が突然、暗雲が垂れ込めた米朝間の非核化交渉に活力を吹き込むために終戦宣言カードを取り出した。文大統領は今日のシンガポール訪問を控えて応じた現地新聞のインタビューで「終戦宣言は韓半島(朝鮮半島)非核化や平和協定など恒久的な平和定着を牽引する里程標」と規定した。そして「締結65周年の今年中に終戦宣言をすることを政府の目標として北や米国と協議する」と明らかにした。

期待されていたポンペオ米国務長官の3回目の訪朝で特に成果がなかったのは、北朝鮮が終戦宣言を強く要求したからだという。このため4・27南北首脳会談で議論された終戦宣言を実現することで、停滞する米朝関係を動かしたいという文大統領の心情は十分に理解できる。

 
しかし現状態で急いで終戦宣言を決着づけるのは問題だ。何よりこれという非核化措置が取られていない中で終戦宣言をすれば、北朝鮮によって悪用される可能性がある。金正恩(キム・ジョンウン)政権が戦争の脅威が消えたため在韓米軍は撤収すべきだと主張するのは明らかだ。これを理由に与える形の対北朝鮮支援があっても、金正恩政権の脅威ばかり強める結果を招くことも考えられる。性急な終戦宣言に反対する米国との協力にも大きな隙間が生じるだろう。

さらに終戦宣言は北朝鮮との関係改善などで交渉カードとして有効に使える。にもかかわらず特別な譲歩も受けずに気前よく与えるように北朝鮮側の要求を聞き入れるのは決して望ましくない。代表的な対北朝鮮対話派の文正仁(ムン・ジョンイン)大統領特別補佐官(統一・外交・安全保障)までが昨日の放送で「(65周年の)27日に終戦宣言をするには北朝鮮も具体的な非核化の動きを見せるべき」と述べたほどだ。したがって政府は焦って終戦宣言を急ぐべきではない。慎重な歩みが韓半島の平和を実現する近道だ。

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