OECD「最低賃金を5年間に54%引き上げる韓国、世界で唯一」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.21 10:53
経済協力開発機構(OECD)が「5年間の大統領任期中に最低賃金を54%引き上げるのはOECDで類例がない」と明らかにした。また「韓国の国際競争力に打撃を与えかねないため、今年の急激な引き上げが及ぼした影響を評価した後、来年以降の最低賃金追加引き上げ水準を決めるべき」と助言した。20日に発表した韓国経済報告書(OECD Economic Surveys:Korea 2018)を通じてだ。OECDは隔年で加盟国別の経済報告書を出している。
報告書は「最近低成長を続けていた韓国経済が世界貿易量の拡大、半導体の需要増加、補正予算などの影響で昨年3.1%成長し、反騰した」とし「韓国政府は公共部門の採用拡大など雇用創出を通じた所得主導成長に取り組んでいて、最低賃金引き上げを通じた家計の所得増大も計画している」と紹介した。