<米朝首脳会談>専門家がみる会談成功の基準は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.12 10:45
12日の歴史的米朝首脳会談直前までトランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の神経戦が続いた。双方とも多くを与えずに多くを得るため死力を尽くした。千英宇(チョン・ヨンウ)韓半島未来フォーラム理事長、魏聖洛(ウィ・ソンラク)ソウル大学政治外交学部客員教授、申ガク秀(シン・ガクス)元駐日大使、崔剛(チェ・ガン)峨山(アサン)政策研究院副院長、チョ・ソンリョル国家安保戦略研究院首席研究委員、高有煥(コ・ユファン)・金榕ヒョン(キム・ヨンヒョン)東国(トングク)大学北朝鮮学教授ら専門家7人から米朝首脳会談成功の可否を計る採点基準を聞いてみた。
(1)非核化目標=今回の会談の最大観戦ポイントは合意文に「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」が含まれるのかどうかだ。CVIDは国連安保理決議に含まれた用語で、国際社会では北朝鮮の非核化解決策として通用する。だがこれまで北朝鮮は公開的にCVIDに対する反感を示してきた。最も核心的ながらも最も合意が容易ではない。