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【時視各角】トランプ大統領が文大統領に「ディス・イズ・ア・グッドマン」と言った理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.30 10:28
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「親愛なる委員長」。このようにトランプ大統領の手紙は始まる。米国人記者の友人は「美しい英語」と言った。しかしオバマ政権で国務次官を務めたウェンディ・シャーマン氏は「13歳ほどの子どもが書いたようだ」と評価した。両論があるが、私が見るに「適当な脅迫を混ぜながら相手が離れないようにする」なかなかのラブレターだった。ハフィントンポストはこれを次のようにリライティング(書き換え)した。

「ジョンウンよ、胸が痛むが、このように怒っているお前を見ると12日に会うのは無理そうだ。会わない方がお互いのために良さそうだ。(中略)幸せなる機会を私たち、特にお前が逃してしまった。いつか会えるだろう。もし気持ちが変わればいつでも電話や手紙をしてほしい トランプ先輩より」

 
この手紙1枚に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は恐怖を感じた。一日も経たないうちに文在寅(ムン・ジェイン)大統領にSOSを要請したということだ。「トランプ先輩」が見ると、相手(金正恩)は「一発(核)」があるかもしれないが、まだ愚かな「子ども」に見えたのかもしれない。

では、韓国は今、ワシントンでどんな存在だろうか。南北首脳会談に隠れてしまったが、1週間前のワシントンでの韓米首脳会談はぎこちない韓米関係の素顔がそのまま表れた。

その日、トランプ大統領の表情には嘲弄・不快感・傲慢さがはっきりと見えた。文在寅大統領を「ディス・イズ・ア・グッドマン(This is a good man)」と言った。一国の大統領の面前で使う表現ではない。2001年にブッシュ大統領が金大中(キム・デジュン)大統領に「ディス・マン(this man、この人)」と言って論議を呼んだのと変わらない。習慣的な表現なのかと思って中国の習近平主席や日本の安倍首相と会った時のトランプ大統領の発言をすべて調べてみた。そのような表現は一度もなかった。「意図」して会談に臨んだとしか考えられない。それでも韓国メディアは、「これほど(あなたを)ほめたのだから私はよくやっただろう? Aプラス(A+)を受けてもいいだろう?」というトランプ大統領の発言を、「トランプ大統領が文大統領の仲裁者の役割にA+を与えた」と報じた。ワシントンとソウルの「体感韓米関係」に差が生じるしかない理由であり、あきれる現実だ。

米国の不満はこういうことだ。韓国が伝える言葉と北朝鮮から聞く言葉が違う。北朝鮮と直接取引しようとするが、韓国はいつも口出しをしてくる。韓国は同盟(米国)より北朝鮮を重視する。情報が漏れる。当事国でもないのに「99.9%米朝会談実現」などと余計なことを言う。

こうした疑心と不信が米朝会談中止発表時の「コリアパッシング」として表れた。首脳が会談してから2日も経たないうちに事前通報なく不意打ちを食らったのは同盟60年史で前例がないことだ。こうした侮辱を受けても、米国が望まないとしても、韓国の宿命が「仲裁」ならしなければならない。やむを得ない。ただ、「正直」と「公平」という仲裁の原則は必ず守るべきだ。文大統領は「統一閣」での南北首脳会談で「朝米首脳会談」と表現した。芳名録には「朝鮮民主主義人民共和国」と書いた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「北朝鮮に行けば向こうの言葉を書くのが通常の礼遇」と説明した。果たしてそうだろうか。22日にワシントンに来た文大統領が「米朝首脳会談」と話すのは一度も聞いていない。首脳会談の会見では終始「米朝首脳会談」と言った。通訳だけが熱心に「米朝」と順序を置き換えた。青瓦台が述べた「礼遇」と合わない。誤解も自ら招き続ければ意図になる。今よりさらに緊迫する「シンガポール以降」の韓米関係、仲裁者の役割を考えれば、一挙手一投足により細心の注意な必要だ。

金玄基(キム・ヒョンギ)/ワシントン総局長

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