韓経:<南北首脳会談>会談形式から発表まで北の要求すべて聞き入れた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.28 10:27
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が26日に板門店(パンムンジョム)北側地域の統一閣で開かれた南北首脳会談の冒頭発言で、「金正恩(キム・ジョンウン)委員長は韓国でとても人気が高まり期待も高まった」と話した。金委員長に親近感を示すための表現だったが、北朝鮮の核問題が解決されていない上に哨戒艦爆沈などの挑発に関する北朝鮮の公式謝罪がない状況で文大統領の発言は不適切だったという批判も提起されている。
文大統領はこの日の南北首脳会談で、「最近の若い人たちはこれまで南北関係が良くなかった時に生きてきたので北朝鮮に良くない印象を持っているが、前回の会談を通じて(北朝鮮に対するイメージが)とても大きく改善された。これをうまく生かさなければならない」と話した。「隠遁の指導者」だった金委員長が4月27日の南北首脳会談に出たことで韓国内での認識が改善されたという話だ。