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【社説】ガタつく北核街道…正確な韓米疎通が解法だ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.24 10:27
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順調だった北核解決街道がガタつき始めた。北朝鮮が韓米合同演習「マックスサンダー」などをあてこすったことで、ドナルド・トランプ米国大統領が米朝首脳会談中止の可能性まで口にした。突然、尋常でない雰囲気が広がった。

トランプ大統領は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に聞けとでもいうように、22日に開かれた韓米首脳会談直前に強硬発言をした。トランプ大統領は冒頭発言で「条件が満たされなければ米朝首脳会談が開かれないこともある」と宣言した。このような言葉が出ると、マイク・ポンペオ国務長官はブリーフィングルームに駆け付けて「北朝鮮との首脳会談は開かれると確信している」と述べて事態の沈静化に乗り出したという。韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長も21日、米国行きの飛行機で「米朝首脳会談は99.9%実現したとみる」と述べた。

 
それでもトランプ大統領のメッセージは明らかだ。北朝鮮が「完全な核廃棄(CVID)」を受け入れる気持ちがないなら、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に会うこともないということだ。これはトランプ大統領が数日前に文大統領に「北朝鮮はなぜ突然強硬な態度に変わったのか」と電話会談で確認したことと同じ脈絡だ。韓国政府の努力で米朝間の対話が本格化したが、北朝鮮に対する疑問は拭いきれていない。

それでも幸いなのは、マックスサンダーと太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使の金正恩体制批判を口実に硬化していた北朝鮮の態度が弱まる兆しを示しているという点だ。訪朝が拒否されていた南側の豊渓里(プンゲリ)核実験場取材団が23日、ようやく元山(ウォンサン)行きの飛行機に乗ってこの日現地に到着した。白紙化しかかっていた南北高官級会談も、マックスサンダーが終わる25日以降に開かれるかもしれないとする声もある。

来月12日にシンガポールで開かれる米朝首脳会談は金委員長自身が提案したことなので、北朝鮮が局面を壊す危険は低いというのが事実だ。それでもこれまでのやり方から推測して、北朝鮮は隙さえあればあらゆる横車を押してくる可能性が残っている。最近の嫌がらせも米国とのビッグディールを控えて韓国を圧迫し、自分の意向を押し通すためのテコにしようとする作戦だったと考えられる。こうした時ほど韓国は北朝鮮の意図に引きずられないように毅然とした態度で対処しなければならない。北の計略に巻き込まれれば、韓国政府が北朝鮮の利益だけを代弁しているという誤解を米国に与えかねない。米朝首脳会談を控えて何より米国との正確かつ率直な疎通に力を注がなければならない最も大きな理由だ。

今回の韓米首脳会談以降、文大統領が「過去に失敗してきたからといって今回も失敗するとあらかじめ悲観してしまえば歴史の発展はありえない」とする主張は正しい認識だ。だが、このような信頼が実現するには緻密な計画と行動が必要だ。最近、米朝間に乱気流が生じているのは双方ともにタカ派とハト派の間の葛藤が激しくなったためだという分析にも耳を傾ける必要がある。米国のボルトンとポンペオ、北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)と金桂冠(キム・ケグァン)は各者考えが違わざるをえない。中間に立った韓国としては、米朝内部の微妙な変化にも適切に対応し、平和的な北核解決という千載一遇の機会を逃してはいけない。

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