ボルトン氏「CVIDに後退ない、北の金桂冠は問題ある人間」

ボルトン氏「CVIDに後退ない、北の金桂冠は問題ある人間」

2018年05月17日10時51分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮非核化の「コントロールタワー」ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が提示した「リビアモデル」と「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)」に対し、北朝鮮が米朝首脳会談中止の可能性にまで言及しながら反発したことに関連し、ボルトン補佐官は「新しいことは何もない(nothing new)」と16日(現地時間)主張した。

  ボルトン補佐官はこの日、FOXニュースラジオのインタビューで「我々は会談の成功のためにあらゆることをする。しかし北朝鮮のCVIDという会談の目的から後退しない」と自身の考えを再確認した。

  これは北朝鮮が来月予定されている米朝首脳会談を控えていかなる戦術攻勢をしてもトランプ政権は対北朝鮮政策目標をそのまま固守するという意志と解釈される。

  ボルトン補佐官は「金正恩(キム・ジョンウン、国務委員長)は4・27南北首脳会談で文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領に『非核化に同意した』と述べた」とし「したがって彼らがそこ(非核化同意)から後退すれば我々はそれを知ることができる」と話した。続いてボルトン補佐官は「北朝鮮が核を放棄すれば核兵器などをテネシー州オークリッジに速かに移すことができる。しかし核を放棄しなければシンガポールでの米朝首脳会談は非常に短く終わるだろう」と警告した。

  これに先立ち3日前の13日、ボルトン補佐官はABCのインタビューで「核兵器を廃棄してテネシー州オークリッジに移すべきだ」とし、北朝鮮の廃棄核施設および核物質を保管する「米国内の場所」(オークリッジ)を特定した。

  また、ボルトン補佐官はFOXニュースのインタビュー(16日)で「我々は過去の政権の失敗を繰り返さない。北朝鮮がより多くの見返りを要求する間、北朝鮮との終わりのない対話に巻き込まれない」と強調した。

  続いてボルトン補佐官は朝鮮中央通信の談話で自身に言及した金桂冠(キム・ケグァン)第1外務次官を「問題がある人間(problematic figure)」と批判したりもした。金桂冠次官はボルトン補佐官が国連大使だった2005-06年、マカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)に対する制裁で金正日(キム・ジョンイル)総書記の統治資金が凍結すると、「非常に厳しい」と抗議の意を表明した。

  ボルトン補佐官は「金桂冠は6カ国協議で北朝鮮の談話をいつも発表していた『問題がある人物』」とし「これは彼らの考えが変わったという信号であり得る。一方、会談の準備が続くという信号でもある」と言及した。

  ボルトン補佐官は米朝首脳会談開催の可能性に関し「我々は楽観的であると同時に現実的であろうとしている。それが大統領の立場だと考える」と明らかにした。また、国務省軍縮・国際安保担当次官だった2003年当時、金正日総書記(国防委員長)を「独裁者」と批判した後、北朝鮮から「吸血鬼」「人間ゴミ」などの侮辱を受けた記憶にこの日のインタビューで言及したりもした。

  一方、金桂冠第1外務次官は談話で「ボルトンをはじめとするホワイトハウスと国務省の官僚らは『先に核放棄、後に見返り』方式をほざいている。リビア核放棄方式とかCVIDなどの言葉をためらいもなく吐いている」と声を高めた。
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