【コラム】サムスンは耐え抜くことができるだろうか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.11 10:15
サムソンバイロジクス(サムバ)問題は参与連帯の提起で政府が既存の立場まで豹変させている。金融監督院はサムバに対する監理を完了し、今月1日に措置事前通知書を会社と監査人に電子メールで通知した。サムバがサムソンバイオエピスを従属会社から関係会社に変更して、3000億ウォンだった持株価値が一気に4兆8000億ウォンに増えたことを会計詐欺だとしながらだ。国内3大会計法人の検討と公認会計士会の監理を経て、当時の金融監督院も承認した結果を翻意したのだ。
サムスン合併(サムスン物産と第一毛織)は「積弊」という烙印を押された。国民年金が合併に賛成したのは、当時朴槿恵政府の圧力のためというものだ。これは投機資本の攻撃を自らまねいている。2015年に合併を反対したエリオットは先月13日、「サムスン合併で損害を受けた」として法務部に投資家・国家間訴訟(ISD)の意向書を提出した。