<米朝首脳会談>北メディア「金委員長、トランプ大統領の新しい代案に謝意」

<米朝首脳会談>北メディア「金委員長、トランプ大統領の新しい代案に謝意」

2018年05月11日09時12分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮側が10日、ポンペオ米国務長官の前日の平壌(ピョンヤン)訪問を大々的に報じた。党機関紙の労働新聞は1面全体で、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とポンペオ長官の会談の結果を紹介した。北朝鮮メディアは「(ポンペオ長官が)朝米首脳会談の準備のために我が国(北朝鮮)を訪問した」とし「トランプ米合衆国大統領の口頭メッセージを伝えた」と報道した。このほか、韓半島(朝鮮半島)地域情勢に対する評価と見解、米朝首脳会談に関する両国最高指導部の立場と意見を交換した、と説明した。北朝鮮は3月末-4月初めのポンペオ長官の訪問当時は沈黙していた。

  特にこの日、朝鮮中央テレビは7分間の映像を放映し、金委員長が「トランプ大統領の口頭メッセージを聞いて、大統領が新しい代案を伝えて対話による問題解決に大きな関心を持っている点、朝米首脳会談に積極的な態度を見せている点を高く評価し、謝意を表した」と伝えた。

  米国が提示した「新しい代案」に関しては、非核化の条件として北朝鮮が要求する敵対視政策の撤回と体制への脅威の除去に対する回答をしたという分析が出てくる。金委員長はポンペオ長官に会う前の7日、中国の習近平国家主席との大連会談で「北朝鮮に対する敵対視政策と脅威さえ除去すれば北朝鮮側は核を保有する必要がなく、非核化は実現可能」と明らかにした。9日にはポンペオ長官が金英哲(キム・ヨンチョル)労働党中央委副委員長に会い、「数十年間、我々は敵国だった。もうこのような葛藤を解決しよう」と明らかにした。

  米朝間の非核化の範囲および方法論に対する「新しい代案」の可能性もある。最近、米国は従来の「完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄」(CVID)の代わりに「永久的かつ検証可能で不可逆的な大量破壊兵器(WMD)廃棄」(PVID)という表現を使った。峨山政策研究院の申範チョル(シン・ボムチョル)安保統一センター長は10日、「一括妥結を主張した米国が段階を最小化するラインで北が主張する段階的解決法を容認したり、制裁解除の時期を従来の立場より柔軟に決める提案をした可能性がある」と話した。

  申センター長は「米朝間の隔たり、すなわち段階を分けるか、最終非核化時期はいつか、制裁はいつ解除するかなど争点のある部分を米国が一部譲歩した可能性がある」と説明した。
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