米朝首脳会談に「異常気流」…何が問題?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.09 09:28
北朝鮮と米国の首脳会談に関する議論に異常気流が流れている。「金正恩(キム・ジョンウン)委員長は非常にオープンであり立派だ」(トランプ米大統領)、「トランプ大統領と会えばよく通じ合いそうだ」(金正恩国務委員長)とお互いを称え合う「称賛モード」だったが、先週後半からは緊張感が形成されている。
トランプ大統領が迫っていると予告した米朝首脳会談の場所・日程発表も遅れている。さらに中国大連で中朝首脳が電撃的に会談したことが8日に公開された。一連の状況は米国と北朝鮮の交渉摩擦が尋常でないことを示唆している。
いったい米朝間に何が起きているのだろうか。単なる駆け引きなのか、それとも水面下で何か問題が発生しているのか。ワシントンの複数の消息筋の伝言を総合すると、大きく3つの「乱気流」が生じていると考えられる。