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韓国アイドルのルックス・メイク法に大きな関心…中南米を魅了するKビューティー(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.08 14:48
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化粧品業界では中南米を「チャンスの地」と見ている。市場規模は大きいが、まだ韓国化粧品会社の進出がそれほど多くないためだ。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によると、2016年中南米化粧品市場規模は597億ドル(約6兆5100億円)で、世界化粧品市場の7分の1を占める。中南米市場の半分(49.1%)はブラジルが占めているが、市場規模(293億ドル)が世界4位だ。韓国市場(119億ドル)の2.5倍水準となる。この地域で2番目に大きな市場であるメキシコは世界12位(84億ドル)規模だ。

実際、韓国の中南米地域化粧品輸出額は2016年835万ドルで10年前と比較して8倍を越える。最近5年間の増加速度が増しているためだ。業界関係者は「中南米の経済水準が向上して、化粧品など美に対する関心が高まっているところに、中国のTHAAD(高高度ミサイル体系)後の困難を経験して市場多角化の必要性を痛感したことも重なり、中南米への進出を模索する企業が増えている」と説明した。メキシコはヒアルロン酸やボトックスなど特定成分に対する認証を除けば化粧品輸入規制が難しくなく、ここで認知度とネットワークをまず形成して周辺国へと販売を拡大する場合が多い。

 
この地域を狙った製品を別途開発して発売する努力も惜しまない。韓国より肌のトーンが暗い消費者が多いため、BBクリームやメーキャップベース製品も韓国にはない27号や31号など別の号数を作って販売するというような形だ。手頃な手入れを好む消費者の特性を考慮し、日焼け止めクリームにベース機能を取りれたクッション類や、さまざまな基礎製品を一度のケアで済ませることのできるオールインワン製品、マスクパックに特に工夫を凝らしている。10代から化粧品への関心が高いため、ユニークでかわいいパッケージを採用しているのも人気を呼ぶための重要な要素だ。

ABLE C&Cのイ・グァンソプ海外営業第1チーム長は「中南米では韓国製品が他国の高価製品と比較して高品質ながらもコストパフォーマンスの良さに対する認識が高いので、成功の可能性が大きい」とし「中南米経済も活性化しているところに韓流でブランド認知度がますます高まり、今より占有率をさらに引き上げることができるものと予想する」と説明した。


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    2018.05.08 14:48
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    3月、メキシコ・セフォラに入店したTONYMOLY売り場で消費者が製品をテストしている。(写真提供=TONYMOLY)
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