【中央時評】7000ウォンの弁当、700円の弁当(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.04 16:27
「7000ウォンといえば700円だからかなり良い弁当でしょうね」。
日本のあるテレビ番組司会者が趙顕ミン(チョ・ヒョンミン)前大韓航空専務のニュースを伝えながら述べた言葉だ。財閥も食べたというおいしい弁当が話題だと勘違いしたのだ。解説者が韓国の物価水準を説明するとようやく理解したようだ。それもそのはず、日本では昼に簡単に食べられる弁当が500円前後だ。コンビニエンスストアには300円台も多い。700円ほどの弁当であればたんぱく質系統のメインメニューがどかんとのっている。弁当代7000ウォンは日本人の感覚で安くはない。
日本に遊びにくる韓国人はこれとは逆に感じる。交通費やホテル費を除いて、食事やショッピングは意外にも安いという。700円あれば趙顕ミンより良い弁当を食べられるということだ。