【社説】破局防いだ韓国GM…これからはGMの責任が重要だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.24 08:34
韓国GM労使が「デッドライン」直前に劇的に自助計画に暫定合意することで法定管理を回避した。使用側が群山(クンサン)工場の労働者に対する長期無給休職案を撤回し、労組が賃金凍結と成果給未支給などを受け入れた結果だ。労使は「未来発展委員会」と「富平(プピョン)第2工場特別委員会」を作り会社経営正常化案と新車配分問題などを議論することにした。あすとあさっての組合員による賛否投票を通過すれば合意案は確定する。
労使の妥結は遅れたが幸いなことだ。しかし経営危機の前で労使が大乗的な姿勢を見せることができず瀬戸際交渉という旧態依然な姿を繰り返したことは残念だ。今回のGMの交渉や、クムホタイヤ、STX造船の場合でもこれ以上労使問題に「政治的解決法」を期待するのは厳しいという点が改めて確認された。今後企業の構造調整過程で労使ともに留意すべき部分だ。