また「運命の日」を迎えた韓国GM…交渉最後の障害は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.23 09:37
22日、韓国GM労働組合の事務室がある富平(プピョン)工場福祉会館の前。頭に赤い鉢巻きした労働組合員らが喫煙していた。彼らは「(20日)労使交渉が決裂してから眠っていない」と語った。深刻な表情で吹き出すたばこの煙には彼らの苦悩が込められていた。
普段は賑やかな構内の食堂も終日、静かな雰囲気だった。食堂に集まった韓国GM職員は対話もなく、機械的に箸とスプーンを動かしながら食べ物を口に運んだ。同じ建物の2階の「労使大会議室」は寂寞としていた。もともとこの日ここで進行される予定だった労使交渉はわずか15分で決裂した。
23日に韓国GMの運命が決まる。この日は韓国GMが取締役会を開いて企業再建手続き(法定管理)申請案件を議決する日だ。当初、韓国GM取締役会は20日を「デッドライン」と提示したが、労使交渉が遅延して23日午後8時に取締役会で再議論することにした。