【時論】世論操作、政治家と「関心操作ビジネス」の結託=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.19 15:01
政治的な性格の書き込み世論操作事件がまた大韓民国の社会を揺るがしている。まだ過去の政権の組織的書き込み事件による国民の衝撃と傷が消えていない状況だ。共に民主党の党員(49、ペンネーム「ドゥルキング」)は組織的な書き込み管理で世論を操作し、最近では違法な反復実行プログラムまで使用していたことが明らかになった。
オンライン世論操作は韓国だけの問題ではなく世界的に見られる現象だ。英オックスフォード大学の研究によると、すでに米国・中国を含むおよそ20カ国で世論操作チームが政治的な目的で国内外オンライン空間で活動している。
すでに韓国では2000年代初期から各選挙で金銭的代償を受けてコメントを載せる事件が持続的に発生してきた。しかし根本的かつ効果的な対応なくこうした状況を放置した結果、今ではさらに緻密かつ巧妙な方式で組織的に行われている。最近ではポータルの掲示板機能自体をなくそうとしたり、3年前の違憲決定で廃止されたインターネット実名制の話が再び出てくるほど問題はさらに悪化している。