訪韓の中国外交トップ「団体観光を近く正常化」

訪韓の中国外交トップ「団体観光を近く正常化」

2018年03月31日08時33分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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文在寅大統領(右)が30日午後、青瓦台で習近平国家主席の特別代表資格で訪韓した楊潔チ共産党政治局員と対話している。(写真=青瓦台写真記者団)
  文在寅(ムン・ジェイン)大統領が30日、中国共産党の楊潔チ政治局員に対し、「韓国の大気中の粒子状物質は国内的な要因もあるが、中国の要因もあるだけに、韓中間の緊密な協力を望む国民の声が多い」と述べた。

  文大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で中国の習近平国家主席の特使資格で訪韓した楊政治局員の表敬訪問を受けた席でこのように伝えたと、青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が伝えた。最近、粒子状物質警報が続く中、国民の間で中国に対して政府レベルの措置を取るべきだという要求が続いてきた。

  これに対し楊氏は「粒子状物質を含む大気汚染問題は韓中環境協力センターを発足させて共同で努力すれば効果を出せるはず」とし、韓中環境協力センターの早期発足に同意した。韓中環境協力センターは昨年12月の韓中首脳会談当時に議論されたが、その後、進展がなかった。青瓦台関係者は韓中環境協力センターに関し「できるだけ早期に環境部長官から会うことになるだろう」と話した。

  文大統領はこの日、中国の団体観光正常化、ロッテマートの円滑な売却手続きおよび瀋陽ロッテワールドプロジェクトの再開、電気自動車バッテリー補助金問題などに関心を表した。楊氏は「中国は大統領の関心事項を非常に重要視している」とし「関連の事項は早期に顕著な成果を見ることになるはず」と述べた。金報道官によると、楊氏は「大統領がこれを信じることを望む」という表現も使ったという。これを受け、中国政府が団体観光制限およびロッテへの圧力など韓国の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を理由に加えてきた報復措置を実際に撤回するかどうかが注目される。

  特に楊氏の約束は、トランプ米大統領が韓米自由貿易協定(FTA)妥結を対北朝鮮交渉後に遅らせることを示唆する発言をした後に出てきた。米国政府は対北朝鮮圧力の前線に韓国政府が立つよう圧力を加えるのに対し、中国はTHAAD報復措置を撤回して韓国政府をなだめる戦略を選択したのではという解釈も出ている。

  文大統領はこの日、楊氏から習主席と金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長による中朝首脳会談の結果について説明を聞いた。楊氏は現在の韓半島(朝鮮半島)状況の進展について「文大統領の努力のおかげ」と述べた。しかし青瓦台は金正恩委員長が習主席に伝えた非核化案など具体的な首脳会談の内容を公開しなかった。青瓦台関係者は「楊氏は(文大統領の考えを)習主席に詳細に報告すると述べた」と伝えた。
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