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【社説】中国の割り込みで複雑化した韓半島非核化方程式

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.29 11:38
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長と習近平中国国家主席の電撃首脳会談は中朝関係の特殊性を改めて気づかせてくれる。習主席は夕食会と公演、そしてまた昼食会で金委員長を歓待した。「委員長同志」という丁重な表現を使い、李克強首相と王岐山国家副主席も動員した。金委員長は「初の海外訪問国として中国を選んだ。韓半島(朝鮮半島)情勢が急速に変わっているが正義や道義的にも習主席に知らせなければならなかった」と話し習近平の体面を立てた。

中国の制裁参加で起きた中朝7年間の不和が習主席の「親戚の家に行くように往来しよう」という話で雪が解けるように消えたのだ。国益の前にはどのような変身も可能なことを両首脳が身をもって見せたのだ。北朝鮮は南北首脳会談と米朝首脳会談を控え強固な友軍を確保し「保険」をかけたという話を聞く。中国は北朝鮮への影響力を取り戻し、「チャイナ パッシング(中国排除)」の懸念をぬぐい韓半島問題で主導権を行使できる踏み台を用意した。文在寅(ムン・ジェイン)政権は「中朝首脳会談を歓迎する」としながら「韓半島非核化と平和定着に寄与することになることを期待する」との立場を明らかにした。

 
しかし最近の非核化議論が文在寅大統領の仲介外交で進められていた点を考慮すると、南北首脳会談を控え奇襲的に行われた中朝の会談は状況を複雑にさせる側面がある。一種の「割り込み」と変わらない。習主席は会談で「中国が韓半島問題と関連し継続して建設的な役割をすることになるよう望む」と話し介入の意思を明確にした。平和体制構築など韓半島の権力地形再編に中国は手をこまねいて見続けたりはしないという意味だ。

金委員長が明らかにした非核化解決策も議論の対象だ。金委員長は「韓国と米国が善意でわれわれの努力に応じ平和と安定のムードを作り平和を実現するための段階的で同時的な措置を取るならば韓半島非核化問題は解決できる」と話した。これは2005年9月19日の共同声明で合意した「行動対行動」の原則を想起させる。米国が望む「一括妥結」方式ではないとみられ、今後の非核化会談は順調ではない見通しだ。

北朝鮮は中国との関係改善成功により韓国や米国との対話での立場が大きく強化された。中国という大きな後ろ盾を確保し、経済制裁と武力威嚇の挟み撃ちを避ける空間が大きくなった。これは韓国政府の期待と計画通りに非核化の動きを牽引していくのがさらに難しくなったことを意味する。さらに多くの力を入れなくてはならないことを意味する。きょう板門店(パンムンジョム)では南北高位級会談が開かれ、中国では金正恩・習近平会談に同席した楊潔チ国務委員が訪韓する。中朝を同時に相手にする日だ。文大統領の仲介外交が試験台に上がった格好だ。韓国政府は韓半島の非核化が言葉ではなく行動に移されるよう、より精巧な論理と細心な計画を用意し対応しなければならないだろう。



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