「テロ容疑外国人、平昌を狙った」…34カ国連携で五輪危機を乗り越えた(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.14 17:12
国際テロ組織に関連した容疑がある外国人が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に合わせて韓国に入国しようとしたが、国家情報院によって事前に遮断されたことが明らかになった。
中央日報が13日入手した「平昌五輪テロ対応関連報告書」によると、平昌五輪組織委員会が昨年7月から10月まで競技場および主要施設の出入りを許可する登録カード(Accreditation Card・ADカード)の発行申請を受けた結果、全世界で1万9000人以上の申請者が集まった。その中で北米国家の国籍を持つある外国人を怪しいと思った国家情報院は外国情報機関に該当人物に対する身元情報を要請し、国際的なテロ団体に関連した組織で活動した履歴を捜し出し、ADカード発行を拒否した。もしこの外国人がふるいにかけられずに平昌と江陵(カンヌン)の五輪施設に接近したとすれば、大型事件が起こるかもしれないあっけにとられるような状況だった。